2027年問題で「エアコンを今買え」と煽る声がある。
販売店、ニュース、メディア。みんな「値段が1.5倍になる!」と騒ぐ。
でも、60代の俺は思う。
騒ぐな。焦るな。でも、準備はしろ。
俺は母の部屋の室外機の腐食を見て、2台同時にエアコンを替えた。
2027年問題のせいじゃない。
「壊れる予兆」を見たから動いただけだ。
この記事では、エアコンの買い替え時期を「2027年問題」じゃなく「予兆」で判断する60代の知恵を、実体験で書く。
先に結論。俺がたどり着いた答え
❌ 2027年問題で慌てて買い替える
煽りに乗るだけ。既存エアコンに影響なし
✅ 壊れる予兆(錆・腐食・効きの低下)で動く
これが本当の買い替え時期
✅ 動くものは無理に替えない
寿命年数では、人は動かない
「壊れる予兆を見逃さない」のが、本当の知恵だ。
2027年問題は騒ぎすぎ|冷静に整理する
テレビやネットで「エアコン2027年問題」が騒がれている。
「今買わないと値段が1.5倍に!」「買えなくなる!」
そんな声を聞いた人も多いはずだ。
調べて整理した結果はこうだ。
| 騒がれている話 | 実態 |
|---|---|
| 「エアコンが買えなくなる!」 | 既存エアコンは普通に使える |
| 「修理できなくなる!」 | 修理できる(部品供給は続く) |
| 「価格倍に!」 | 新製品の低価格モデルが消えて値段は上がる |
| 「2027年4月までに買え!」 | 販売店のセールストーク |
つまり、既存エアコンへの影響はゼロ。
2027年4月から省エネ基準が上がるだけだ。
慌てる必要はない。
「今買え!」と煽る販売店の言葉に乗る必要はない。
動くものは、無理に替えなくていい。
母の部屋の室外機を見て、ゾッとした
一階の母の部屋のエアコンの室外機を見たとき、正直ゾッとした。
錆が回り、金属が明らかに弱っている。
今すぐ落ちるわけではないが、「このまま使い続けて本当に大丈夫なのか?」と感じる状態だった。
本体は普通に動いている。冷えるし、異音もない。
だからこそ厄介だ。
老後の家の怖さは、「動いている=安全」と錯覚してしまうことだと、このとき初めて実感した。
高齢の家族がいると、判断基準が変わる
母の部屋は畳8畳。
高齢者にとって、夏の暑さも冬の寒さも命に関わる。
もし真夏に止まったら。
もし腐食が進んで室外機が倒れるようなことがあったら。
「壊れてから考える」では遅い。
そう思い、交換を決めた。
同じ時期に買った二階の自分の部屋のエアコンも年数は同じ。
どうせ工事をするなら一度で済ませようと、2台同時に替えることにした。
あえて一段上の能力を選んだ理由
畳8畳の部屋には10畳用、
フローリング10畳の部屋には12畳用。
少しオーバースペックだ。
小さい能力の機種が常にフルパワーで回るより、
余裕のある機種が低出力で安定運転する方が、
結果的に電気代も寿命も有利だという話を見たからだ。
「大きいエアコンは電気を食う」
昔は俺もそう思っていた。
でも実際は、能力に余裕がある方が無理をしない。
老後の家電選びは、こうした”思い込み”を一度疑う必要があると感じた。
俺がたどり着いた3つの判断軸
「2027年問題で買え」と言われても、俺は動かない。
動いたのは、自分の家に「予兆」が出た時だった。
俺がたどり着いた判断軸は3つある。
①「動いてる」じゃなく、室外機まで見る
本体は普通に動いていた。冷えるし、異音もない。
だからこそ厄介だった。
動いていれば安心だと、つい錯覚してしまう。
判断するときは、本体じゃなく室外機まで見る。
俺がそうしたから、腐食に気づけた。
②「予兆」が出てから動く
俺の場合は、母の部屋の室外機のステー腐食がそれだった。
それが俺の「予兆」だった。
エアコンの「予兆」はこんな形で出る:
- 室外機の錆・腐食(ステー・本体外装)
- 冷暖房の効きが落ちる(設定温度に届かない)
- 異音(ガタガタ・キーン)
- リモコンにエラー表示が出る
- 運転中に水漏れがある
これらが出たら、壊れる前に見積もりを取る。
真夏に止まる、真冬に止まる、それが最悪のパターンだ。
③「金の準備」だけは先にしておく
俺の場合は、母の部屋と自分の部屋の2台同時交換だった。
1台15万円として2台で約30万円の支出。
これが家計を直撃した。
動くものを慌てて買い替える必要はない。
ただ、動かなくなった時の現金は用意しておく。
いくら貯めとくのか。
ひとつの目安は「月の支出の1〜2か月分」だ。
月30万の家計なら、30〜60万。
俺の場合は2台で約30万だったから、ちょうど1か月分くらいだった。
ここから始めれば、慌てない。
家計簿をつけて、自分の家の支出が見えてくれば、もっと精度は上がる。
あなたの家ではどうする?
俺の話は、母の部屋と俺の部屋の話だ。
あなたの家の状況は違うはず。
3パターンに分けて整理した。
| あなたの家の状態 | どう動く? |
|---|---|
| 10年未満・予兆なし | 動かない。現金だけ貯めておく |
| 10年超・予兆なし | 今のうちに型落ちで備える(10月〜2月が安い) |
| 予兆あり(錆・効き低下・異音) | 今すぐ見積もり。2027年問題は関係ない |
あなたの家はどのパターンか。
当てはめてみてほしい。
あなたの家のエアコンは、いつ買いましたか。
壊れてから替えますか。
予兆を感じた時点で替えますか。
それとも、動かなくなる前に現金だけ貯めておきますか。
2027年問題で焦る必要はない。
でも、変化は確実に来る。
次にエアコンを動かす前に、まず室外機を見に行ってくれ。
それが、60代の俺の答えだ。
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
▶ エアコン交換の見積もりを比較する(PR)俺の他の体験談
- 給湯器が24年もった話 ── 老後インフラの備え
- 無駄遣いをやめた60代の俺 ── 後悔した3つと買ってよかった2つ


コメント