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俺の家の火災・地震保険、月にして4,766円。
火災が3,693円、地震が1,073円。合わせて月4,766円だ。
築34年の一戸建て。地方の雪国にある。
「自分の火災保険、これって妥当か?」と思ったことがあるなら、ここから先を読んでほしい。
俺の保険の中身を、全部見せる。
俺が今入っている保険、全部見せる
三井住友海上の「GK すまいの保険・スーパーロング」。中身はこうなっている。
| 項目 | 俺の契約 |
|---|---|
| 火災保険料 | 月3,693円(10年一括443,150円) |
| 地震保険料 | 月1,073円(5年一括64,380円) |
| 合計 | 月4,766円 |
| 建物保険金額 | 2,000万円(地震1,000万円) |
| 家財保険金額 | 500万円(地震250万円) |
| 免責金額 | 3万円 |
| 建築年割引 | 10% |
| 建物 | 築34年・約53坪・H構造(非耐火) |
補償内容は全部ついている。
火災/落雷/破裂爆発/風災・雹災・雪災/水ぬれ/盗難/水災/破損汚損/地震・噴火・津波。
「家にまつわる災難ぜんぶ」と思えばいい。
免責金額3万円は、事故の種類で変わらない
表の「免責金額3万円」は、どの事故でも3万円という意味だ。水ぬれでも、うっかり壊した破損・汚損でも同じ。
ただし、焼けたり壊れたりした部分の床面積が8割を超える全焼・全壊なら、この3万円は引かれない。建物2,000万円が満額出る。
調べていて分かったことがある。今この保険に新しく入る人は、条件が違う。
今の版(2025年10月1日以降に始まる契約用)には、水ぬれと破損・汚損だけ自己負担が5万円になる、と書いてある。俺が入った2017年の書類には、その一行が無い。
同じ会社の同じ商品名でも、契約した年で線の引き方が変わる。
人の火災保険の話を、そのまま自分に当てはめないほうがいい。俺の3万円は、あなたの3万円とは限らない。
出典:三井住友海上「重要事項のご説明」2025年10月1日以降始期契約用(PDF)/同 2017年1月1日以降始期契約用
なぜ三井住友海上にしたのか
家を建ててしばらく経った頃、火災・地震保険はJAの「建物更生共済むてき」に入っていた。
平成19年(2007年)からの10年契約。
これは貯蓄型で、10年ごとに満期金が出るタイプだった。
平成29年(2017年)、その10年の満期が来た。
建物・家財合わせて、まとまった金が手元に戻ってきた。
そのタイミングで、地元の代理店の営業が来た。
「この満期金を長期一括払いに回せば、トータルでもっと安くなりますよ」
言われるままに、火災・地震保険を三井住友海上に切り替えた。
長期一括払い、10年契約、自動継続で20年。
このとき、同じ営業マンに生命保険とがん保険も勧められて、契約した。
今思えば、満期金の返戻が呼び水になっていた。営業の流れだ。
ちなみに、その後この営業マンには別の場面でつまずいた。
自動車保険で0対100の事故にあったとき、対応が頼りなかった。
俺の自動車保険を、JA共済に切り替えるきっかけになった話だ(100対0の事故で保険屋を変えた話)。
火災・地震は今もこの三井住友海上のままで続けている。
俺の経験を書いただけだ。
営業マンが悪いとか、JAが悪いとか、三井住友海上が悪いとか、そういう話ではない。
この記事の前後を読んで、自分の保険を見つめ直すきっかけになれば嬉しい。
「お金の大学」を見て、保険を見直した
『お金の大学』(2020年に出た、お金の入門書)の保険の考え方を読んで、自分の保険を見直した。
整理はシンプルだ。
「起こる確率:低 × 損失:大」だけ、保険で備える。
それ以外は貯金で備える。
「保険で備えるべき」とされているのは、この3つ。
- 火災保険(家が焼ける)
- 自動車保険(対人対物無制限のみ)
- 掛け捨ての生命保険(小さな子どもがいる家庭限定)
地震保険については、こう書かれている。
「確率低×損失大には当てはまるけど、保険金が出にくいから、おすすめしてない」
これを読んで、俺は自分の保険を見直した。
俺の結論:火災は続ける、家財は検討中、地震は今は続ける
「お金の大学」の考え方を見たうえで、俺は自分の保険をこう整理した。
① 火災保険 → 続ける
これは「お金の大学」の主張と一致する。
家は俺の人生で一番大きな資産だ。火事や水害で全部失ったとき、自前の貯金では建て直せない。
「滅多に起きない、でも起きたら終わる」災害には、保険を残す。
火災保険を続けると決めた経緯は、火災保険は補償額で決めろ|60代の俺が2,000万円を続ける理由に書いた。
② 家財保険500万円 → 次回更新で外すか検討中
家財は「お金の大学」の3つには入っていない。
月にすれば数百円の話だが、「使う場面が限られる」という指摘もある。
次回の契約更新で、外すかどうか考えるつもりだ。
③ 地震保険1,000万円 → 今は続ける
「お金の大学」では「保険金が出にくいから、おすすめしてない」と書かれている。確かに支払い条件は厳しい。俺も能登半島地震で受け取ったのは、一部損と判定された50万円だった(1,000万円の5%)。その話は34年目の外壁、大工は塗装しろと言う|近所はコーキングだけだったに書いた。
でも俺の住む地方は、いつ揺れてもおかしくない。
正論は分かる。でも自分の地域、自分の年齢で考えると、まだ腹落ちしない。
今は続ける。次の更新時にもう一度考える。
地震保険を続ける判断の本音は、いらないと思いつつ続ける理由に書いた。
判断は人それぞれだ。
大事なのは、自分の頭で考えて選ぶことだと俺は思っている。
建物2,000万円という設定額
建物の保険金額は2,000万円。
築34年の一戸建て、約53坪。2,000万円は、たぶん家を建てたときの値段だ。細かいことは覚えていない。それで正しいと思っていた。
ただ、今の値段で同じ広さを建て直すと、2,000万円では半分も建たないと、あとで分かった。その話は火災保険の補償額の決め方|60代の俺が2,000万円を続ける理由に書いた。
10年一括・5年一括を選んだ理由
火災は10年一括、地震は5年一括にした。
最初にドンと払ったのは合計で約51万円だ。
月払いより一括の方が、トータルで数万円安くなる。
「使えるときに払う」が俺の方針だ。
もちろん最初は重い出費だった。
でも10年分先払いしたら、しばらく保険の心配がなくて済む。
これは思った以上に楽だ。
他社と比べたい人へ
俺は三井住友海上で続けている。だから「ここが一番」とは言わない。
ただ、もし「自分の保険料、これって妥当か?」と思うなら、一括で各社を眺めてみるのは悪くない。
俺は見積もりを取ったことがない。ネットで相場を調べて、このぐらいが妥当だろうと思っただけだ。
比べるなら、上の表と同じ条件(建物・家財・地震の金額、免責、構造)をそろえて出すといい。
結局、俺はこの保険を続ける
火災3,693円。地震1,073円。合わせて月4,766円。
地震は10年のあいだに2回払うので、10年トータルでは約57万円払っている計算だ。
築34年の一戸建て、建物2,000万円、家財500万円、地震1,000万円。
「お金の大学」の考え方を見たうえで、俺が選んだ結果がこれだ。
火災は続ける。家財は次回更新で考える。地震も今は続ける。
家は俺の人生で一番大きな資産。
そこを守る保険を、月4,766円で買っている。
俺はこれを安いと思っている。
あなたの保険は、どこを守って、どこを捨てているだろうか。
※2026年7月25日 訂正:公開時、合計を月4,331円と書いていましたが、足し算の誤りでした。正しくは月4,766円(火災3,693円+地震1,073円)です。保険証券を見直して訂正しました。


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