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檀家になるには何をすればいいのか。費用はいくらかかるのか。親が亡くなる前に2つのお寺と関わり、隣の家のお寺も見た話を書く。
結論から言う。
うちは今、B寺の檀家だ。入るときに払った金は無い。持って行ったのは菓子折り1つだけだ。今かかっているのは、年1回1万円。
| 費用 | 集金のタイミング | 特徴 | |
|---|---|---|---|
| A寺 | 3,000円/年 | 正月(亡くなる前から) | 話を聞いただけで集金が始まった |
| B寺 | 10,000円/年 | 5月(葬式後から) | 親戚2軒も使っている |
| C寺 | 月払い | 毎月 | 住職が毎月お参りに来る |
この違いを知らずに選ぶと、長年の出費と気持ちの負担が大きく変わってくる。
A寺は檀家になる前から年3,000円の集金が来た
親が知人から紹介されたお寺がA寺だ。「無料で墓が建てられる」という話で、とりあえず声をかけてみた。本当にタダなのか、今も分からない。墓を建てると決めたわけではない。話を聞いてもらった程度のつもりだった。
墓を建てるといくらかかったかは、こっちに書いた。
→ 墓は建てるべきか|130万かけた60代の後悔と本音の比較
ところがそれ以来、毎年正月に集金に来るようになった。3,000円。断る雰囲気でもなく、親が3年間払い続けた。
墓を建てる前から、檀家でもない段階から、金を取りに来る。正直、ガメツイと感じた。
あとで調べたら、あの正月の3,000円は「護持会費(ごじかいひ)」という名前のある慣習だった。お寺を維持するための会費で、相場は年5千〜2万円ほどらしい。A寺の3,000円は、それより安い。
つまり、墓がタダでも、付き合いが始まれば毎年の金は別なのだ。話を聞いただけのつもりが、向こうの名簿にはもう載っていた。
B寺を選んだ経緯
親が入院したタイミングで、お寺をどうするか話し合った。
町内に親戚が4軒いる。そのうち2軒がB寺の檀家だった。子供の頃からの付き合いがあるお寺で、兄も面識がある。「同じお寺にしよう」という提案で、B寺に決めた。
檀家になるには何が必要?うちは菓子折り1つだった
まずA寺へ菓子折りを持って出向き、丁重に断った。了解を得た。
次にB寺へ、同じく菓子折りを持って頼みに行った。子供の頃からの付き合いがある。快く受け入れてもらえた。
正直に言えば、檀家の正式な定義は今も知らない。うちの場合は、葬式を頼んで戒名をつけてもらったお寺が、そのまま檀家の寺になった。
入るときに払った金はない。持って行ったのは菓子折りだけだ。手ぶらでは失礼だと思った、それだけの理由だ。
あとで知ったが、寺によっては「入檀料」がかかり、10万〜30万円が相場らしい。
B寺の費用がわかったのは集金の当番が来てから
B寺の費用体系がわかったのは、5月に集金の当番の人が来たときだ。近所の檀家10軒ほどで当番を組んで、2年任期で集金を回している。年1回1万円。
亡くなる前から集金に来たA寺とは、まったく違った。
隣の家はC寺で毎月型だと後から知った
隣の家は別のお寺(C寺)の檀家で、毎月住職がお参りに来るらしい。費用も毎月かかる。
A寺・B寺・C寺、3つのお寺を見ただけでも費用の仕組みがまったく違う。
檀家になる前に確認すべきこと
・費用は月払いか、年払いか
・いつから費用が発生するか(亡くなってからか、それ以前からか)
・集金の仕組みはどうなっているか
・やめる時に金がかかるか
ホームページには書いていない。直接聞くか、親戚や地域のつながりで情報を集めるのが現実的だ。
俺がA寺を断ったとき、金は請求されなかった。檀家になる前で、墓も建てていなかったからだ。
だが寺に墓を持ってから檀家をやめるときは、「離檀料(りだんりょう)」を求められることがあるらしい。檀家をやめるときに慣習として払うお礼で、明確な基準は無い。300万円や700万円を求められたという相談も、国民生活センターに寄せられている。
入る前に、出るときの話も聞いておいたほうがいい。
葬式はB寺で、友人の葬儀屋が進行した
友人が葬儀屋をやっていた。義理もある。葬式はB寺を会場に、その友人の葬儀屋が進行する形になった。
本当は大手の冠婚葬祭会社を使いたかった。大手は式場を持っていて、住職も派遣で来る。ただ今回はB寺での葬式になり、友人の葬儀屋が対応してくれた。いろんな義理と事情が絡み合うのが、現実の葬式だと思った。
うちは義理と付き合いで決まった。だが、しがらみなしで選べるなら、葬式を頼む先の資料を先に取り寄せて、比べておくといい。
まとめ|檀家になるには、親が元気なうちの話し合いから
お寺は亡くなってから慌てて決めるものではない。うちは親が入院中に話し合って決めた。
A寺は檀家でもない段階から毎年集金に来た。B寺は葬式を終えてから年1回1万円だけ。C寺は毎月型だと後から知った。
同じ「お寺の檀家」でも、費用の仕組みは全然違う。親が元気なうちに、一度確認しておくことをすすめる。
👉 墓は建てるべきか|130万かけた60代の後悔と本音の比較
この記事は、親を見送るまでの記録の一部です。全体の地図はこちら。


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