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60代インプラント手術当日|怖さは想像だった(4話)

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手術当日とその後の現実


手術当日の朝

2026年3月18日。
予定どおり、インプラントの手術を受けた。

正直なところ、怖さは少し。
それよりも「早く終わってほしい」という気持ちの方が強かった。


手術前に聞いた「痛み」

手術の前に、正直に聞いてみた。
「かなり痛いものですか」と。

先生は、
「100人中、2〜3人くらいは痛いと言う人もいる」と答えた。

つまり、ほとんどの人は大丈夫ということらしい。


麻酔と手術の実際

麻酔に10分ほどかかった。
局所麻酔だから意識はある。
この麻酔のときだけ、少し痛みを感じた。

だが、それが終われば、あとはほとんど何も感じない。

手術時間は30分弱。
思っていたよりも、ずっと短かった。

骨にドリルで穴をあけているはずだが、痛みはない。
ガリガリという音と振動はあるが、それだけだ。

正直に言うと、拍子抜けした。
もっと大げさなものを想像していたが、まったく違った。


インプラントのサイズ

「4.8の11」と先生が言っていた。
後で分かったが、太さ4.8mm、長さ11mmのインプラントらしい。

俺の骨の状態に合わせて、太くてしっかりしたものを入れているようだった。

実際に使われたインプラントの滅菌パッケージ。アストラテック インプラント EV 4.8ミリ×11ミリ、デンツプライシロナ製

切開と縫合

処置自体はしっかりしている。

骨を削る前に歯ぐきを切開しているため、
最後は縫合糸で縫う処置があった。

歯ぐきの下には動脈があるらしく、
そのあたりは細心の注意を払っていると説明を受けた。

見えないところで、きちんとした手術が行われているのだと感じた。


術後と次回の予定

術後は、化膿止めを3日分処方された。
次回は7日後、3月25日に抜糸の予定だ。


支払い

手術当日の支払いは、22万1600円だった。
楽天カードで支払いをした。
ポイントがつくのがせめてもの救いだ。

散歩しながら思い出したが、細かい金額まで覚えているあたり、やはりそれなりの出費だ。


医療費控除を忘れずに

これだけ大きな出費だと、確定申告の医療費控除が効いてくる。
インプラントは医療費控除の対象だ。

1〜3話までの治療費を合わせれば、年間の医療費は楽に10万円を超える。
超えた分が所得から引かれる仕組みだ。

領収書は捨てずに全部取っておくこと。
これだけは、最後の俺へのご褒美だ。


術後の食事と生活

手術の翌日からも、食事はいつもと変わらなかった。
反対側の歯で噛むようにしたが、食べるものは普段と同じ。

2日目あたりから少し腫れた。
頬のあたりがぼんやり膨らんでいる感じだ。
痛みじゃないが、違和感はあった。

化膿止めを忘れずに飲み、激しい運動と長風呂は避けた。
先生に言われた通りだ。
酒は手術当日だけ控えた。翌日からは普段どおり飲んでいる。


66歳で手術を受けるということ

若い頃なら、こんな手術はたいしたことないと思えただろう。

だが66歳になると、
「回復が遅いかもしれない」
「何かあったらどうする」
という不安が先に立つ。

それでも受けてよかったと思う。
怖さの大半は、やる前の想像だった。
終わってしまえば、あっけないものだ。
年齢を理由に先延ばしにしていたら、もっと悪くなっていただけだろう。


手術後の感覚

いまのところ、強い痛みはない。
思っていたよりも、ずっと軽い。

やる前に想像していた「怖さ」と、
実際に終わってみた感覚には、大きな差があった。


まとめ

この選択が良かったのかどうかは、まだ分からない。
だが少なくとも――

一歩、前に進んだ。

――この続きは、また書こうと思う。


インプラントを含む歯の治療は、医療費控除や保険の使い方で出費の感覚が変わる。
俺もそうだったが、自分で全部調べるのは正直しんどい。
無料で話だけ聞いてみる、というやり方もある。

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