「えっ!男のヒゲ脱毛?」
正直、俺は最初そう思った。
ヒゲなんて剃ればいいじゃないか——66年間、ずっとそう思って生きてきた。
でも最近、若い人や床屋、ブログオフ会で「ヒゲ脱毛」の話を立て続けに聞いた。
世代が変わったというより、お金の使い方が変わってきている。
60代の俺が見た「男のヒゲ脱毛」のリアルを書く。
俺の世代では、ヒゲは「剃るもの」だった
俺の世代では、ヒゲは基本的に「剃るもの」だった。
朝、鏡の前に立って、カミソリで剃る。それが当たり前だった。
「ヒゲをなくす」という発想は、ほとんどなかった。
だから最初に「ヒゲ脱毛」の話を聞いたとき、俺は正直こう思った。
「ヒゲにお金をかける時代なんだな」
床屋が言っていた「針金みたいなヒゲ」
ヒゲ脱毛の話を聞いて、床屋の言葉を思い出した。
その床屋さんがある日、こう言っていた。
「お客さんによっては、針金みたいに硬いヒゲの人がいるんですよ。剃ってもすぐ生えてくるし、肌は荒れるし、本当に大変そうです」
そのときは「そういう人もいるんだな」と聞き流していた。
でも、よく考えればこういう人こそ、ヒゲ脱毛で楽になる人なのかもしれない。
俺はヒゲが薄いから、毎朝の剃るのも数分で終わる。
でも針金ヒゲの人にとっては、毎朝が戦いだ。
世の中には、ヒゲの濃さで毎日苦労している人が確実にいる。
オフ会で、男8人中2人がヒゲ脱毛の話
先日、ブログのオフ会に行った。
男8人が集まる飲み会で、少し驚いたことがあった。
男8人のうち、2人が「ヒゲ脱毛」の話をしていた。
痛さの程度、料金、効果——
楽しそうに情報交換している。
俺はその場で「えっ?」と思った。
聞けば、ヒゲ脱毛をテーマに昼飲みしながら雑談する企画まであるらしい。
「ヒゲ脱毛でオフ会」——俺の世代では想像できない世界だった。
「ヒゲ薄くて羨ましい」と言われた日
そのオフ会で、もう一つ印象に残ったことがあった。
誰かが俺の顔を見て、こう言ったのだ。
「肌きれいですね。ヒゲ薄くて羨ましいです」
褒められたのか、戸惑ったのか、自分でもよく分からなかった。
ただ一つ確かなのは——
俺はヒゲが薄いことで66年間、得をしていたということ。
毎朝のヒゲ剃り3分。肌荒れもほぼなし。
当たり前すぎて、ありがたみを感じていなかった。
「羨ましい」と言われて、初めてそれに気づいた。
男も「綺麗でいたい」時代
昔は、男が美容に気を使うという発想はほとんどなかった。
ヒゲは生えるもの。剃るもの。それだけだった。
でも今は違うらしい。
- 青ヒゲが気になる
- 毎朝のヒゲ剃りが面倒
- 清潔感を保ちたい
- 見た目の印象を良くしたい
こういう理由で、男もヒゲ脱毛に通う時代になった。
調べたら、若い人だけじゃなく、40代・50代でやる人も増えているらしい。
ヒゲ脱毛のメリットとデメリット(調べた)
俺は経験者じゃないから、調べた範囲で整理する。
メリット:
- 毎朝のヒゲ剃りから解放される
- 肌荒れ・カミソリ負けが減る
- 清潔感がアップする(と言われている)
- 長期的にはカミソリ代も節約
デメリット:
- 費用が10万円〜30万円ほどかかる(コースによる)
- 痛みがある(特に医療脱毛は強いらしい)
- 通院回数が多い(5〜10回以上)
- 一度脱毛すると、生えてこないので後戻りできない
俺はどうするか
俺は、ヒゲ脱毛をしない。
理由は単純だ。
俺のヒゲは薄いから、必要ない。
毎朝3分で済むし、痛みもない。
10万〜30万を使う動機がない。
もし俺が「針金ヒゲ」の人で、毎朝が戦いだったら、
たぶん検討していたと思う。
男のヒゲと、お金の使い方
結局これは「お金の使い方」の話だ。
毎朝のヒゲ剃りに3分かかるとして、10年で約180時間。
「その時間とストレスを10万円で買う」という選択肢があるなら、それは合理的かもしれない。
俺は、ヒゲが薄いという「もともとの楽」を持っているから、お金を使う必要がない。
でも、ヒゲが濃くて毎日苦労している人にとっては、ヒゲ脱毛は 「時間と快適さを買う投資」として意味がある。
正解は人それぞれだ。
俺の世代が「ヒゲは剃るもの」だったというだけで、それが正解とは限らない。
男も「綺麗でいたい」。
そう思う若い人を、俺は否定しない。


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