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正直に言う。草刈りはしんどい。
若い頃からずっとそうだ。楽になったことは一度もない。それでも草は待ってくれないから、鎌を持って庭に出る。
近所のおじさんは、みんな草刈り機を持っている。「お前も買えばいいのに」と何度も言われた。
だが俺は、買わなかった。
鎌と除草剤で戦ってきた俺の現実と、マキタの充電式を調べた結果と、それでも買わない理由を書く。
鎌で5分、それが限界
道具は鎌だけだ。草刈り機は持っていない。
せいぜい5分か10分。それが俺のペースだ。それ以上やると腰にくる。中腰で鎌を振るう姿勢がいちばんきつい。
若い頃からきつかった。60代になって急にしんどくなったわけじゃない。ただ、回復が遅くなった。昔は翌日に響かなかったが、今は2日くらい腰がだるい。
だから今は、やれるときに5分だけやる。草が生えたまま放置している場所もある。それが現実だ。
除草剤を4、5回は撒いた
鎌だけでは追いつかないと思って、除草剤を試した。4回か5回は撒いたと思う。1本700円か1000円くらいのやつだ。
撒いた直後は効く。草が枯れる。「これで楽になる」と思う。
しばらくするとまた生えてくる。同じ場所に同じように草が出てくる。除草剤は根を完全に殺すわけじゃないから、土の中に残った根っこがまた伸びてくるらしい。
結局、また鎌を持つことになる。いたちごっこだ。
防草シートという手もある
近所に、土の上にシートをかぶせている家がある。黒いシートで地面を覆って、草が生えないようにする方法だ。
あれは効くのだろうか。見た目はあまりきれいじゃないが、草が生えないなら話は別だ。
調べてみると、防草シートというものらしい。遮光することで草の光合成を妨げ、生えにくくする仕組みだという。完全に生えなくなるわけではないが、手入れの頻度は大幅に減るそうだ。
ホームセンターやネット通販で普通に売っている。価格は1平方メートルあたり200円から500円くらいが目安で、10平方メートル分でも2000円から5000円程度だ。シートの上に砂利や石を敷くと見た目がきれいになり、飛ばされにくくなる。砂利代を含めると数万円になる場合もあるが、毎年の草刈りの手間と比べれば一度やってしまえば楽になる計算だ。

うちの庭なら1万円くらいか。
施工は自分でもできる。地面を整えてシートを敷き、ピンで固定する。難しい作業ではないらしい。
【PR】俺は鎌で5分が限界だ。それでも自分でやると決めている。ただ、腰をやってからでは遅い、とも思う。自分では無理だとなったとき、人に頼む道もある。うちの庭でいくらになるかは調べていない。
鎌で5分ずつ戦い続けるか、シートを敷くか。
その前に、みんなが持っているあの道具——草刈り機はどうなのか。一度ちゃんと調べることにした。
マキタ充電式草刈り機のメリット(調べた)
調べたら、充電式のメリットはこんな感じだった。
- 軽い(女性や年配でも扱いやすいらしい)
- 静か(住宅街でも使えるレベル)
- 充電して15〜60分使える(バッテリー容量による)
- ガソリン式と違って引火の心配がない(燃料を扱わない)
- 準備が楽(充電だけ・スイッチひとつで作動)
ガソリン式に比べたら、確かに良いところは多い。
ガソリンを買いに行く手間もない。
俺もこの段階では「ちょっと欲しいな」と思った。
調べたデメリットも、けっこうある
だが、深く調べていくとデメリットも見えてきた。
- パワーが弱め(18V系は太い草に苦戦するらしい)
- 連続使用は30〜60分で充電切れ(広い庭は予備バッテリー必須)
- バッテリーが消耗品(数年で寿命・交換費用が地味に痛い)
- 雨天では使えない(防滴であって防水ではない)
- 本体+バッテリー+充電器で1〜3万円
とくに気になったのは、バッテリーが消耗品だということ。
本体を買って終わりじゃない。
数年したら数千円〜1万円のバッテリーを買い足すことになる。
パワーが欲しければ40Vや80Vのモデルもあるらしいが、価格はさらに上がる。
「ちょっと買ってみるか」の値段じゃなくなる。
ガソリン式よりは、充電式の方がマシ
調べてはっきりしたのは、もし買うとしたらガソリン式じゃなくて充電式だということ。
- ガソリン式は引火の危険がある
- ガソリン式は重い(2〜5kg以上)
- ガソリン式は燃料を買いに行く手間がある
- ガソリン式は音がうるさい(近所迷惑)
60代になってから、ガソリンを担いで作業する自分は想像したくなかった。
充電式なら、まだ現実的だ。
でも、俺は手で刈ることにした
調べた末、俺は買わない判断をした。
理由はシンプルだ。
理由1:物が増える
本体、バッテリー、充電器、予備バッテリー、刃の替え——
草刈り機を一つ買うと、付属品が芋づる式に増える。
60代になってから、物を増やすのは極力やめたいと思うようになった。
理由2:バッテリーは消耗品
本体は10年使えても、バッテリーは数年で寿命らしい。
「買って終わり」じゃなく、払い続ける固定費になる。
俺は固定費を減らす方を選びたい。
理由3:草が伸びっぱなしでも、誰にも迷惑かけない
うちは田舎の一戸建てだ。
隣に家が密集しているわけじゃない。
少し草が伸びても、見た目が悪いだけで、誰かに迷惑をかけるわけじゃない。
気が向いた時に、鎌で刈れば十分だ。
理由4:手刈りは運動になる
60代になって、運動の機会は意識して作らないと減っていく。
草刈り機を持ち込むと、その「動く時間」も奪われる。
手で刈れば、自然に体を動かす時間が確保できる。
理由5:金がほとんどかからない
鎌は数百円で、何年も使える。除草剤に多少使ったが、それでも数千円だ。
マキタを買えば1〜3万円+数年ごとのバッテリー代。
比べるまでもない。
もし買うなら、こういう人
俺は買わない選択をしたが、買った方がいい人もいると思う。
- 広い土地(数百坪以上)を持っている人
- 腰や膝に持病がある人
- 草刈りに時間を割けない働き盛りの人
- 近所と密集して住んでいる人(見た目をきちんとしたい)
調べたところ、買うならマキタの18V以上、バッテリー大容量モデルがいいらしい。
マキタは業界トップシェアで、修理対応も信頼できるとのこと。
まとめ:物を増やさない、が60代の俺の流儀
マキタの充電式草刈り機は、調べれば調べるほど、よく出来た道具だと思う。ガソリン式の不安はないし、軽くて静かだ。
でも、俺は物を増やさない方を選んだ。
鎌で5分。腰と相談しながら、やれる分だけやる。
防草シートは、いつか試すかもしれない。今は鎌でいい。
道具を増やすか、手間を取るか、業者に任せるか——正解は人それぞれだ。俺は「手で刈り続ける」を選んだ、というだけの話だ。
築30年で壊れたものは、全部まとめてある。
草は毎年生える。俺も毎年鎌を持つ。
それだけは変わっていない。
※草刈り機の性能・価格などは調べた情報をもとに書いています。

