「痛くないなら来るな」と言われた私が、パーソナルジムを調べ始めた理由

迷った

膝、股関節、腰。全部まとめて「診てほしい」だけなのに。

散歩とストレッチで十分。…本当に?

正直に言います。ジムなんて、自分には関係ないと思っていました。

散歩して、軽くストレッチして、たまにYouTubeの体操動画を見て。それで十分でしょ?わざわざお金を払って、マッチョな人たちに混じって汗を流す必要なんてない。そう思っていました。

でも、体はじわじわとサインを出していたんです。

膝が痛い。股関節が固い。腰も怪しい。背骨が曲がっていると言われたこともある。O脚で、扁平足で、靴の減り方も左右で違う。過去には椎間板ヘルニアの手術もしています。

「なんとなく全体が重い」。そんな日が増えてきた。

ふと思ったんです。自分の姿勢って正しいのか?ちゃんと歩けているのか? それを確かめてくれる人が、どこかにいないだろうか、と。

整形外科で「叱られた」日のこと

2〜3年前、股関節と膝が痛くなって町医者にかかりました。紹介状をもらって整形外科に行ったら、ちょうど症状が軽くなっていたタイミングだったんです。

すると先生にこう言われました。

「痛くないなら来るな」

予防的に診てもらいたかっただけなんです。痛くなる前に、自分の体がどうなっているのかを知りたかった。それだけなのに。

「保険の無駄」と思われたのかもしれません。でもこっちは自分の体が心配で行ってるんです。あの悔しさと戸惑いは、今でもはっきり覚えています。

歯医者では「予防」できるのに、なぜ整形ではできない?

不思議ですよね。

歯医者には3ヶ月に1回通っています。歯垢除去、歯茎チェック、虫歯予防のケア。「悪くなる前に通う」のが当たり前になっています。

なのに整形外科では、痛くならないと相手にしてもらえない。

痛くなる前の「兆し」、姿勢のクセ、歩き方の偏り。そういうものに目を向けてくれる場所が、医療の中にはなかった。

この違いがずっと引っかかっていました。

靴屋で3万円のインソールを作った日のこと

実は、「プロに体を診てもらう」経験がまったくなかったわけではありません。

ある靴屋に行ったときのこと。店員さんが履いていた靴をひっくり返して、底の減り方をじっと見ました。そして一言。

「歩き方、偏ってますね」

靴底の減り具合だけで、体重のかけ方や足の癖を読み取ってしまう。まるで医者のようでした。

勧められるままに、約3万円のインソールを作りました。正直、高いなと思った。でもそのインソールを入れた靴で毎日散歩しています。足の疲れ方が変わったのは、たしかに実感しているんです。

靴底という”手がかり”ひとつで、体のクセを見抜くプロがいる。靴屋のおじさんにできて、なぜ整形外科ではやってくれないのか。 そのモヤモヤが、さらに大きくなりました。

「プロの目」に見てもらう価値を、私は知っている

思い返すと、「プロの観察眼」に驚かされた経験は他にもありました。

子供の成人式にスーツを作りに行ったとき。採寸していた店員さんが、子供の肩幅をそっと見てこう言ったんです。

「お客さん、野球やってました?」

ドンピシャでした。学生時代ずっと野球部。肩幅の付き方だけでそれを見抜く「目」に、思わず笑ってしまった。

昔よく通っていたジーパン屋の親父さんも、ウエストをひと目見ただけでサイズをぴたりと当ててしまう人でした。床屋の職人は、髪を触っただけで髪質と将来のことまで言い当てた。

靴屋さん、スーツ屋さん、ジーパン屋の親父さん、床屋の職人。

この人たちに共通しているのは、毎日何百人もの体を見続けてきた「観察のプロ」だということ。長年の経験から身についた目で、本人すら気づいていない体のクセや特徴を読み取ってしまう。

私はこの「プロの目」の価値を、実体験として知っています。

だからこそ思うんです。自分の姿勢や歩き方、関節の動き方を、同じように「プロの目」で診てくれる人がほしい。 整形外科には断られた。でも、その「目」を持っている人は、医者だけじゃないはずだ、と。

「全部まとめて診てくれる場所」、実はジムにあった

整形外科がダメなら、どこに行けばいいんだろう。

リハビリ科?総合診療科?たしかにそういう選択肢もあるけれど、近くにあるとは限らない。予約も取りにくい。そもそも「病気じゃない人」を受け入れてくれるかもわからない。

そんなとき、ふと目に入ったのがパーソナルジムという存在でした。

最初は「ダイエットしたい人が行くところでしょ」と思いました。でも調べてみると、ちょっと違った。

パーソナルジムでは、トレーナーがマンツーマンで体を見てくれます。初回の体験で、姿勢のチェック、体の歪み、関節の可動域、筋力バランス。まさに自分が「診てほしい」と思っていたことを、やってくれる場所だったんです。

靴屋のおじさんが靴底から歩き方を読み取ったように、スーツ屋の店員が肩幅からスポーツ歴を見抜いたように。トレーナーは姿勢や動き方から、体のクセや不調の原因を見つけてくれる。

しかも「痛くないなら来るな」なんて言われない。むしろ「痛くなる前に来てください」というスタンス。

…これ、私が探していたものかもしれない。

でも気になることだらけ。調べてみた

「行ってみようかな」と思い始めた瞬間、頭の中に疑問が次々浮かんできました。

お金はどのくらいかかるの?
パーソナルジムって月に何万円もするイメージがある。実際どうなんだろう。

どこまで行けばジムがあるの?
都会にしかないんじゃ意味がない。近くにあるのか?

いい先生(トレーナー)はいるのか?
せっかく行くなら、ちゃんと体を見てくれる人がいい。マニュアル通りの指導じゃ、整形外科と変わらない。靴屋のおじさんみたいに、見ただけでわかる人がいてほしい。

この3つを軸に、全国展開しているパーソナルジムを調べてみました。

気になった3つのジムを比較してみた

全国どこでも通えて、体の悩みに寄り添ってくれそうなジムを3つ選びました。

BEYOND(ビヨンド)|全国150店舗以上

「とにかくトレーナーの質が高い」と評判のパーソナルジム。採用倍率が高く、大会入賞経験のあるトレーナーが多数在籍しています。

体の不調がある人にとってのポイント:

初回体験で姿勢分析や体の歪みチェックをしてもらえます。「膝が痛い」「腰に不安がある」と伝えれば、それに合わせたプログラムを組んでくれる。ただ鍛えるだけじゃなく、なぜそこが痛くなるのかを一緒に考えてくれるトレーナーがいるのが強み。

全国150店舗以上あるので、自宅の近くで見つかる可能性が高いです。

体験トレーニングあり / 月額は通い方によるが1回あたり約8,000〜10,000円程度

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zen place pilates(ゼンプレイス ピラティス)|全国150店舗

ここはジムというよりピラティス専門スタジオ。姿勢改善・関節の柔軟性・体幹強化に特化していて、まさに膝・腰・股関節に悩みがある人にはドンピシャです。

体の不調がある人にとってのポイント:

ピラティスはもともとリハビリから生まれた運動法。激しい筋トレではなく、ゆっくりとした動きの中で体の使い方を修正していきます。「正しい姿勢とは何か」「自分の体のクセはどこか」を実感できるのが特徴。

インストラクターは解剖学の知識を持っている人が多く、「ここが痛い」と言えば、その原因がどこにあるかを説明しながら動きを指導してくれます。

靴屋が靴底を見て歩き方のクセを見抜いたように、ピラティスのインストラクターは動きの中から体のクセを見抜いてくれる。そういう「目」を持った場所です。

体験レッスンあり(約1,000〜3,000円) / 月額約10,000〜15,000円(通い放題プランあり)

※広告リンク挿入箇所:zen place pilates

GOODLIFEGYM(グッドライフジム)|全国70店舗以上

定額で通い放題というのが最大の特徴。パーソナルトレーニングなのに月額約10,000円台から通えるのは、かなりコスパがいい。

体の不調がある人にとってのポイント:

「セミパーソナル」という少人数制のトレーニングが中心。完全マンツーマンではないものの、トレーナーが一人ひとりの状態を見ながら指導してくれます。

初心者や体に不安がある人にも対応しており、「まずは体を動かす習慣をつけたい」「いきなり高額なジムは怖い」という人にはちょうどいい入り口。通い放題なので、週1でも週3でも自分のペースで続けられます。

体験あり / 月額約10,780円〜(通い放題)

定額通い放題のパーソナルジム グッドライフジム

3ジム比較まとめ

BEYOND zen place pilates GOODLIFEGYM
店舗数 150以上 150 70以上
展開 全国 全国 全国
特徴 トレーナーの質が高い 姿勢・関節改善に特化 定額通い放題でコスパ◎
こんな人向き しっかり体を見てほしい 膝・腰・姿勢を根本改善したい まずは安く始めたい
体験 あり あり(約1,000〜3,000円) あり

隣で妻が「カーブス入りたい」と言い出した

記事を書いている最中に、ちょっとした出来事がありました。

妻がカーブスの体験に行ってきて、「私、入りたい」と言い出したんです。

カーブスといえば、全国に2,000店舗近くある女性専用のフィットネス。予約なしで30分だけ、というゆるさが人気です。妻にとってはジムもフィットネスも初めてだったのに、体験一回で「続けたい」と思ったらしい。

…正直、驚きました。あの妻が?

でも考えてみれば、体験に行くハードルって、思っているよりずっと低いんですよね。行ってみて「合わない」と思えばやめればいいだけ。「入会するかどうか」は体験の後に考えればいい話で、体験そのものにリスクはない。

妻の姿を見て、「自分もまず行ってみればいいだけじゃないか」と、ようやく腹落ちした気がします。

まとめ:「入会」しなくていい。まず「診てもらう」だけでいい

整形外科で「来るな」と言われてから、ずっと引っかかっていたんです。

自分の姿勢は正しいのか。歩き方はおかしくないのか。膝や腰の痛みは、どこから来ているのか。

それを誰かにちゃんと診てほしい。ただそれだけ。

靴屋のおじさんは、靴底を見ただけで歩き方を見抜いた。スーツ屋の店員は、肩幅を見ただけでスポーツ歴を言い当てた。3万円のインソールは、今も私の足を支えてくれている。

「プロの目」に診てもらうことには、お金を出す価値がある。それは身をもって知っています。

パーソナルジムの体験に行けば、少なくとも「自分の体がどうなっているか」を教えてもらえます。入会するかどうかは、そのあと決めればいい。

歯医者の定期検診みたいに、体全体を「予防」として診てくれる場所。整形外科にはなかったその答えが、もしかしたらジムにあるのかもしれません。

まずは体験だけ。それだけで十分です。

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