追い焚きはできた。でもシャワーが出ない
1992年6月に家を建て、
2016年8月、給湯器に異変が出た。
真夏だった。
風呂は追い焚きできる。
湯船にも浸かれる。
ただ、シャワーだけが出ない。
致命的ではない。
夏だから、まだ何とかなる。
それでも体が先に感じた。
「これは寿命だな」
完全に止まったわけではない。
だが、確実に“壊れ始めている”感覚だった。
24年もった理由は「置き場所」だった
うちの給湯器は、24年動いた。
今思えば、異常なほど長寿命だ。
理由は後から分かった。
風呂場が車庫の横から裏にかけて配置され、
給湯器は車庫の中に設置されていた。
雨に当たらない。
直射日光を浴びない。
冬の凍結の影響も小さい。
エアコンの室外機と同じで、
屋外にむき出しの機械は確実に寿命が縮む。
もし外に置いていたら、
5年、よくて10年だったかもしれない。
設計の段階で特別に頼んだわけではない。
たまたまの間取りが、
老後になって大きな差になった。
壊れたとき、誰に電話するか
交換を頼んだのは、大手ではない。
同じ町の、ひとつ学年上の人。
小学校から高校まで同じだったが、
親友というほど近くもない。
けれど、顔も人柄も分かる距離の「町の電気屋・設備屋」だった。
脱着は一緒に手伝った。
作業が終わったあと、
こう釘を刺された。
「値段は公表しないでほしい。
俺から買ったとも、あまり言いふらさないでくれ」
儲けすぎるタイプの人ではない。
むしろ逆で、
地元で長く商売を続けるために、
変な噂が立つのを一番嫌う人だった。
老後インフラは「人」でもある
その人には、これまでも世話になっている。
ガスレンジ台。
洗濯機。
エアコン。
(家には3台あり、2台は通販、1台はその人経由で入れた)
比べて分かったのは、
値段以上に大きい差があるということ。
それは、
「壊れたとき、誰に相談できるか」。
エアコンは止まっても我慢できる。
でも、風呂が止まると生活の尊厳が止まる。
給湯器は、壊れた瞬間に冷静な判断ができない。
冬なら、風呂に入れないことは命に関わる。
そして夏でも、
汗と皮脂でベタベタの体のまま、
シャワーすら浴びられない生活は、
想像以上に人の気力を奪う。
あなたの家の給湯器は、いつ取り替えましたか。
完全に壊れて、
お湯もシャワーも出なくなってから替えますか。
それとも、
「これが真冬だったら…」
「これが真夏で、ベタベタの体を流せなかったら…」
と不安を感じた時点で、備えますか。
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